■ちょっと前にアニメ「ヨルムンガンド」の事を書いたけど、先日1期が終わって10月から2期が始まるらしいので楽しみに待っているところですw で、1期を見ていてメインキャラのバルメの使うナイフがなんか見覚えがあるなと思っていたんだけど、どうやらMk3 Mod0らしい?? このナイフは米海軍に納入されていて、以前に米海軍特殊部隊のNAVY SEALSで採用(30年ほど前から正式採用)されていた事があると有名なモデルです。(最近はSOGのSEAL PUPとかなのかしら??) このナイフは製造元のオンタリオから民間にも販売されているので入手する事は可能だけど、どうしてこんな古いナイフを、しかも元米兵でもなくアメリカ人でもないバルメが愛用しているのか???と疑問に思って(原作には経緯が描かれてるのかな?)、形が似ているだけで違う物なのかな??などと思っていたのですが・・・1期最終話でのアップを見ると間違いなくMk3 Mod0のようですね;;w
そして僕も確かこのMk3 Mod0を6~8年前に買って持っていたはず?と、かすかな記憶を頼りに探してみたら出てきました~;w 僕の持っている物はロットというか年代が違うのかバルメが持っている物とはブレード上部のラインが違いますね。(バルメが持っているタイプが有名だし、僕も当時あのタイプを探していたです;w)
しかしこのナイフには致命的な問題あるといいますか・・・その最大の物が純正のプラシースなんです。 何が問題かというとナイフが不意に抜けないようにシースの中に鉄の板バネのような物が入っていて、これが鞘の中でブレードをグルっと一周覆っているんです;; つまりナイフを抜く時に周囲に一切触れないように真っ直ぐ抜かないと、鉄の板バネ部分に刃が当たって一気に切れ味が鈍るんです;;; しかし板バネでしっかり押さえつけられているのでそれは非常に困難で、なおかつ軍用ナイフなだけにHRC硬度がスゴく低い。(折れにくい、研ぎやすい。でもその代わりにすぐに刃が鈍る。要するに柔らか目に焼入れされてるんですね。軍用ナイフは全般的にそのような仕様になっております) プラの鞘でも当たれば刃が鈍るだろうに、それが鉄では一気にダメになります;;;(切れないと言われるのはこのせいだと思います;w)
なので、このナイフは敵を攻撃(首や動脈など急所を狙って突く、無理やり裂く等)するのにはそんなに問題ないとは思いますが、装備品のパッケージを開けたり、ロープを切ったり、その他雑用に使う(これらの目的の方が使用頻度は高いはず)のには結構なストレスを感じるのでは??と思いますね~;;w (一時期カイデックスでシースを自作しようか悩んだくらい;w) 何度もこのナイフでアマゾンの箱などを解体していますが、S30Vのナイフでは何個解体しようとも刃が鈍って研ぐなんて事はしなくてもいいですが、このMk3 Mod0は1~2個解体したらタッチアップ(柔らかいのですぐに刃は立ちますw)してやらないと、次に使う時はナマクラでダンボールを切るというよりは裂くという悲しい事態に・・・・まぁ、そんな感じのナイフです;;w
皆さんは“軍用”ナイフというとすごく強くて切れて凶悪だというイメージがあると思いますが、前述で分かるように実は軍用ナイフ自体の性能は大した事なくて(なるべく安価で必要最低限の性能の物を大量納入)、凄いのは訓練された兵士の方なわけです。 (最近の特殊部隊員などは高性能鋼材を使ったナイフを自前で用意したりしてるだろうから、ナイフ自体も使う人も凄いんでしょうけどね~;;w)
デザイン的には僕はこのナイフが非常に好きで、僕が持っている数少ないシースナイフの中の一本です♪(コレクションのほとんどが折りたたみ式) これでブレード鋼材にS30VやD2などを使って、HRC58~60のがあったら即効で買うと思いますよ?w
■先日「ヨルムンガンド」のサウンドトラックを聞いてみましたが、印象的ですんごく良い感じですね~♪ 特に予告の時に流れる「Time to attack」がもう!! 先日ご紹介したゼンハンザーのCX300 IIが良い仕事をしているのか、低音ぐぅぁぁぁぁ~~~w 脳が蕩けそうな心地良い低音のリズムがたまりませぬ~~♪
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