「ホワイトタイガー」
■今回は最近戦車LOVEな僕には公開前から気になっていた映画で、タイトルは「ホワイトタイガー」というロシア映画です。 架空で無敵の試作戦車?幽霊戦車?のホワイトタイガーをT34戦車改で倒そうとする物語。 この映画の最大の売りはT34/85の実車がバンバン出てきて画面狭しと走り回る事♪
内容はというと・・・・・・好きな人には悪いけど、僕はすんごく置いてけぼりをくらった印象ですかね??;; なんといっても一番の主役?のホワイトタイガー戦車が・・・・・・・・ファンタジー??;;;w 劇中設定もおかしいんだけど、何よりどう見ても重戦車じゃない;;;; IV号戦車並の車体にティーガーIのでっかい砲塔が乗っかってる感じ???;w ツッコミどころも満載で冒頭のセリフで「IS2の砲撃でも装甲を抜けないのか・・・」と言いつつ「T34/85の改良型を作って倒すのだ」って・・・・;;;; おいおいIS2の122mm砲で装甲が抜けないのに、何で遥かに破壊力の劣る85mm砲搭載のT34/85を改良して立ち向かわせるんだ???;;; あと少佐だっけ?が敵ドイツ軍のMP40を使ってるんだけど(何でPPSh41とか使わないんだろう??)、別に敵の銃を使っても良いといやいいんだけどその場合弾薬補給に難があるからあまりお勧めできない事だと思うんだけどなぁ・・・??;; 他にもいろいろとあれれ??ってところはあるけど、この映画はとにかく実動するT34/85がいっぱい出てくるのを見てフンスカする映画なんですねw 問題なのは結局ホワイトタイガーと戦うのは2回のみで、尚且つ決着もつかずに戦争が終わっても「奴はいつか必ず現れる」とかよく分かんないゴースト?扱いでサクッと終わっちゃうところ・・・・;;;orz
もっと一戦車兵が未確認の新型戦車に部隊を全滅させられながら1両生き残って、追われながらなんとか反撃して生き残るみたいな話だったら緊張感もあって面白かったんだろうなぁ・・・・変なファンタジー戦車じゃなく、初めてティーガーIIとかヤークトティーガーに出くわした時の恐怖とかねw もしくは史実に無いけど実は完成したマウスの3台目が・・・・とか?w(同じファンタジーならこの方が燃えるw)
とにもかくにも実動するT34/85は圧巻で、思った以上にうっすい履帯とか装填手が85mm砲弾を装填するところとか、操縦手、砲手の視界の狭さとか、T34/85の資料映像としてだけでもすごく価値のある映画だったと思います??w
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