短刀の補修01 -序章-
■もう10年近くも前になるんだろうか? あるお方から日本刀の短刀をいただいた事があります。 もちろん「銃砲刀剣類登録証」も一緒に。(本当にありがとうございましたm(_ _)m) ソレは無銘ではあるものの、素人の僕の目には非常に姿が良く、美しいと感じる物でした。
▲いただいてすぐ?の頃に撮った写真;w 鞘に挿してある小柄は僕が自分で購入した現代作の物です。 あと関係ないですがV10に着けているグリップは僕の自作ですw(たしか甲冑HPの頃に戯れ言日記で紹介しましたよね??;w)
そしてこの度の引越し作業にともなって、物に紛れて埋まっていたものが出てきたのです・・・・少なくとも4~5年の間は何の手入れもせずに埋まっていたので、もしかして錆々だったらどうしよう(目についている時分はしっかり手入れはしていましたが・・・)とか思いながらそっと鞘から抜いてみると・・・・何年も放置したとは思えない美しいままの刀身が出てまいりました・・・ホっとしたのも束の間、柄に巻いてある柄糸がボロリと崩れ落ちたのです;;;;;; ぎゃあああああ~~柄糸が腐ってるぅ~~~;;;; そしてこれが元からかは覚えていませんが、頭の漆塗りがかなり禿げて下の木材が露出しています・・・;;;;orz
▲柄糸がボロボロに腐って垂れ下がっているのが耐えられずに全部引っペがして、頭もどうせ漆を塗り直すなどの修理が必要なのだからと接着されているものを手の力で引っペがしました;;;w(この時にさらに漆塗りが剥げたので上の画像は酷い状態ですね;;; て、いうかどこまで剥げるんだろうと爪でカリカリしました;; えへw)
数年ぶりに出てきた御刀をせっかくなので新居に飾りたい。 でもこのままではかなり美しくない・・・・orz とはいえ、修理に出すと柄巻だけで1万円以上かかってしまうのです;;; 頭の漆塗りなんか頼んだらそれこそ一体いくらかかるのやら・・・・・;;;;
そんな訳でいつもの悪い癖が出て自分でなんとかしたいなんて思ってしまったものだから、さぁ大変;;;; やるだけやって結局上手くいかずに修理に出しました~なんて結果に終わるかもしれないけれど、とりあえずいろいろと挑戦してみたいと思いまする~~(^^;)
とか言いつつ・・・しょっぱなからかなり挫折気味です;;;orz というのも現在では一般に流通している柄糸の幅が10mm幅で、細い物で8mm程度。 この短刀の柄に使われているのは幅が半分の5mm程しかありません;;; 薄さも半分くらいでしょうか?(弱いはずだ;;) ・・・・・・・さぁ、どうしましょうか・・・・;;;;げふん;;
はてさてどうなることやら・・・・乞うご期待~~??;;;
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コメント
たった一つだけ言える事は、引越しがまた一歩遠のいたww
投稿: urien | 2014/02/25 22:28
■urienさん>
うん。もうね、短刀出てくる大分前から頓挫しています;;;;
引越し自体もこれからどうしていいか分からなくなって、
その上、お仕事がどうしていいかヤバ過ぎる状態に追い込まれて・・・・・
更に確定申告まで・・・・・・・;;;;
あ~~~~~~~~~~~~~~~~(´ρ`)
投稿: 司淳 | 2014/02/26 09:32