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2012/09/25

佐治ナイフ「白紙甲伏」

■越前鍛冶で伝統工芸士の佐治武士さんのナイフは僕の「GUN BLUE」(今は無き新声社のコミックゲーメスト連載時;;w)にも描いた事があるくらい大昔から大好きでした。(というか、いきなり自分でデザインしたナイフを佐治さんに造ってもらって、ソレを「GUN BLUE」に描いた訳ですが・・・;;w) その後も何本か超特注品を造ってもらったりしていたのですが、仲介をしてくれていた人が福井から出られて繋がりが無くなったので、それ以降はなかなか買う機会がありませんでした(T T;) しかし、佐治さんのナイフは元々大好きだったので新製品などチェックだけは入れていて、いつも良いなぁとか思っていたのですよ;w で、ちょっと前から佐治さんのラインナップに「白紙甲伏」が加わりだして・・・ずっと一本は欲しいなと思っていたので、この度購入したのでした~♪

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この「甲伏」というのはどういうものかといいますと・・・簡単に言うと日本刀と同じ造りだという事ですw「白紙」というのは安来鋼のランクというか名称というのかな?そんな感じですw ちなみに「玉鋼」というのは「たたら」で精錬される最高級の鋼の事です。) 和刃物の特徴は硬い鋼と柔らかい鉄を一緒に鍛える事で、それにより折れず曲がらずの強靭な刃身を造り出すのですが、普通、野鍛冶?の打つ和式刃物は「割込み鍛造」という手法で造られます。 これは真ん中の硬い鋼を柔らかい鉄で両側から挟み込むように鍛えるものです(両刃の場合)。 これに対して「甲伏造り」というのは硬い鋼で柔らかい鉄を四方から囲うようにする手法です。 もちろんの事「甲伏」の方が高価な鋼を大量に使い、強度的にも優れている訳ですね。 ただ鉈等が「割込み」である事を考えても強度的に割込みでは不十分という事はほぼ無いと思われます・・・やはり「甲伏」は刃を交える戦闘を主眼とした日本刀だからこそ必要な技術なんだと僕は思いますです~;;w

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しかしながら、和刃物の最高峰である日本刀に憧れる者としては「甲伏」と聞くとやはりピクンとくるものでして・・・;w しかも「白紙」を使う事で、大変お手頃な値段で手に入るとなると・・・ついね~;;w(←これが「玉鋼」だったら桁が一つ上がると思いますよ??;;w) 実際パッと見ても、硬質感というか、美しさというかが割込みの物とは一線を画すと思いますし(もしもこれで「土置」をして焼入れをする事による「刃紋」があれば、もう芸術品レベルになるでしょうね~;w)、切れ味も数段良いように感じます♪(実際には同じ「白紙」で変わらないはずなので、より丁寧に刃付けがされているという事でしょうか??w) 欠点といえば、こんなに綺麗なナイフを自分で研ぐのは至難の業なので、あまり荒い使い方を出来そうに無いという点でしょう~;;w(切れ味的には研げても、研ぎ跡が残ってしまうという意味です;;) その点では割込みの物の方が気軽に使えそうですね~;w

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コメント

ブログを開いて画像を拝見したら、
パッと柄巻きが目に入って思わず
脇差を購入されたのかと思いましたw

高知に居る知り合いで土地に伝わる古代鉄を
復活させようとたたら場を作ってしまった方がいます。

もう十数年前にもなりますが、そこで作られた「玉鋼」を
見せて頂いた事があります。
当時は特別知識がある訳でも無いので
「ほ~」「へ~」っと聞いていたのですが、
貴重な物だったんですね。
確かに僅かしか作れないと言っていた様な。
他にも隕鉄で作った小刀やら何やら色々見た記憶が。

しかし刃物は美しいですね~♪
何時か日本刀を一振欲しいのですがw
一度刀剣柴田という所で色々話しを聞いた事もあったんですが、
なかなか購入までは至りませんw
肥後守で十分満足してしまいますw

投稿: JOKER | 2012/09/25 20:57

実に美しい作りですね。
あの鋼の塊を叩いて伸ばしてこんな綺麗な形にする器用さが素晴らしいです。


刀と言えば備前長船を思いつきます・・・
調べてみたら予約制で刀製作が見学できるとの事・・・。
http://www.osahune.com/

http://www.omamori-katana.com/index.html
都合がつけば刀工さんと食事をしながら刀についてお話ができるみたいです。
先生いかがでしょうか?

投稿: たかひろ | 2012/09/26 02:49

■JOKERさん>
あははw
パッと見、雰囲気的には確かにそんな気もするかも
しれませんね~w

しかし高知にそんなお知り合いがいらっしゃるとは
素晴らしいですね~(o^-^o)
精錬されたばかりの玉鋼でしたら、ごつごつした岩盤の
ような姿なのでしょうか??
(僕は実物は見たことが無く、映像でしか見たことが
ありません;;w)

>何時か日本刀を一振欲しいのですがw
>なかなか購入までは至りませんw
↑高いですからね~~;;;w
・・・もう何年前になるのかな??
実は僕はファン?の方に懐刀をいただいた事が
ありまして・・・もちろん登録証も一緒にw
それで鑑賞研ぎとはこんな感じかぁ~???
と満足してしまった感じがありますね~;w

あと写真などでこれはカッコイイ!!と思った物などは
目ん玉飛び出るようなお値段の物ばかりですし;w

>肥後守で十分満足してしまいますw
↑肥後守も今回の「白紙」よりもランクが上の「青紙」
で割込み鍛造した高級モデルがありまして、これを
十分に研ぎ上げて、錆びないようにブルーイングして
あるのですが・・・もう笑うくらい切れますよ~w
(そしてスパイダルコのクリップを付けてありますw)

投稿: 司淳 | 2012/09/26 15:05

■たかひろさん>
佐治さんのナイフは本当に綺麗な物が多くて、その割りに
お値段がお手頃なので人気がありますね~w

>調べてみたら予約制で刀製作が見学できるとの事・・・。
↑おお!!こういうのをやっているのですね~!
情報ありがとうございます♪

僕は大昔に佐治さん達が所属する、武生ナイフビレッジに
ご招待いただいて、1泊2日の鍛造体験をさせて
いただいた事があります♪
その時にデザインから、動力ハンマーでの鍛造、ハンドル
を付けて、革シースの製作まで自分でやったのですが、
凄く楽しかったですよ~!!w
不恰好ながら今でも宝物です~♪

刀工の見学も興味深いですね!
いつか機会があったら行ってみたいなぁ~

投稿: 司淳 | 2012/09/26 15:20

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