Ω SPEED MASTER Ω

■僕の初めての機械式時計は20年程前に親父さまにプレゼントしてもらった、オメガ シーマスター コズミック2000でした。　（それまでも機械式時計には興味があったようで、小学生の頃、親父のラドーをバラバラに分解して修復不能にしたお約束もあったり・・・；ｗ）　それからは70年代くらいのグランドセイコーやキングセイコーをはじめ、いろんな時計を集めたりしましたが、やはりというか僕の心にはいつも宇宙に行ったスピードマスターが王者として君臨していたんです。　いろいろと勉強すると、これまたやはり１ｓｔに行き着く訳ですが・・・；ｗ　しかし１ｓｔは幻に近い時計なのです。　そして比較的手に入りやすいからという訳ではないのですが、僕には２ｎｄが一番の目標でした。デザインが大好きだったんですね♪　もちろんNASAオリジナル７のゴードン・クーパー氏が２ｎｄにJBチャンピオンのメッシュバンドを付けて使用していた事も大きいですｗ （アメリカ航空宇宙博物館にこのＪＢチャンピオンを付けた２ｎｄが展示されています。）　

1998年に当時発売されたばかりのスピードマスター１ｓｔレプリカという復刻モデルを待ってましたとばかりに飛びついて購入しました。　しかし文字盤と針、ベゼルを１ｓｔのデザインにしているものの、やはりというかムーブメントは８６１（あたりまえ）でリューズガードが張り出し、どう見ても１ｓｔには見えません；ｗ　さらにオールドスピードマスターへの憧れは強くなってしまいました；；ｗ　１ｓｔレプリカは4年間ほど愛用しましたが、我慢出来ずに２ｎｄを購入してしまったのです。

それから今年で７年ほど。風呂と顔を洗う時以外は寝る時も着けっぱなしで、毎日僕の睡眠時間を計り続けてくれている、この２ｎｄモデル（CK2998-61）はスイスのオメガ本社に問い合わせたところ（そういうサービスがあります♪）、1963年1月14日にドイツのオメガ代理店に納品された個体のようです。　まさかこの２ｎｄも自分よりも年下で日本人の僕に、こうもこき使われるとは思ってもみなかったでしょうね；ｗ

この２ｎｄは長い間、先日のバルナックライカの写真にあるようにシルバー925で作った飾りのベゼルを付けていましたが、ネジ山がつぶれてしまったので、最近元々２ｎｄに付いていたオリジナルのタキメーターベゼルに戻しました。　バンドはやはりJBチャンピオンです！！ｗ

一緒に写っている１ｓｔレプリカは５ｔｈのビンテージ文字盤に換えて、銀テンションリングを入れてあります。（この銀テンションリングは１ｓｔ～３ｒｄ（４ｔｈ？）までのオールドモデルには標準で付いています。）　そして２ｎｄも１ｓｔレプリカもシースルーバックにしてありますｗ　（もちろんオリジナルの裏ブタは大切に保管していますよ。）

そろそろオーバーホールをしないといけないのですが、この時期になると次の時計が欲しくなります；；ｗ　一番の目標はやはり１ｓｔなのですが、最初に書いたようにこのモデルはほぼ幻に近いのでとても手に入らないのと、もしもそんな幸運な機会があってもとんでもない値段なのは容易に想像できます；；　しかし！いつかは欲しいのですよ～～っ！！　もしも誰か１ｓｔの情報をお持ちの方は教えていただけないでしょうか～～？？；ｗ（はう；）

あとオーバーホールとなると気になるのがコーアクシャルです。　機械式時計の最大の難点は３年毎にオーバーホールをしないといけない点です。　これがクロノグラフともなると費用が３万ほどかかるので、毎年１万払いながら使っているようなものですね・・・；；；　しかしオメガが量産に成功したコーアクシャル脱進機はオーバーホールまでの期間をなんと２倍～３倍に延ばしたんですね！！　だったら即コーアクシャルのスピードマスターを買いそうなものなんですが・・・僕は自動巻きが好きじゃないんです；；　手巻きのコーアクシャルは・・・・今の所1957本限定の豪華木箱＆工具入りの１００万近い限定品しかありません；；；　手巻きのコーアクシャルが普通のラインナップに加わったら必ず買うでしょうね；ｗ　てか、オメガさんお願い～～！！

おまけに7912ブレスを付けたお写真もｗ　ちなみにフラッシュフィットはサイズ違いを削って自作した物です；；　（今はこの組み合わせで使ってまーす♪）